こんにちは！
私は、個人再生申立手続きが開始され、しっかり官報にも載りましたが、特に変わりなく生活をしております。（←生存確認）
ただ、官報に掲載されたということで、闇金からの接触があるのではないかと若干心配になったりはしています。
そこで今日は、闇金に関する記事を先日新聞で読んだこともあり、闇金について書きたいと思います。
闇金とは？
闇金は、一般的には、貸金業の免許を持たずに高金利でお金を貸し、（中には貸金業の免許を持っている業者もいるそうですが・・・）、悪質な手口で利用者から金銭を回収する業者です。
闇金は、基本的に、店舗のようなものはなく、電話やメールを使い、顔を合わせることなくお金を貸し付けを行うのが主流です。
ですので、住所などは不明であり、携帯電話や口座にしても、不正に取得したものであるため、なかなか実態をつかむことが難しいと言われています。
そして、闇金のターゲットは、自己破産などをした、どこからも借りることができない人々です。つまり私も含まれます。
彼らは、官報などを調べ上げ接触してきます。
また、インターネットに広告を出したり、名簿を手に入れてダイレクトメールやスパムメールを送りつけてきたりすることもあります。
闇金がお金を貸すときの「審査」
お金を借りたいという利用者が見つかれば、彼らは「審査」という名目で以下の情報を提出させます。
＊身分証明書の写真
＊利用者の住所
＊勤務先・学校の名称、住所
＊家族や親戚の名前、電話番号
など。
審査は30分ほどで終わり、融資になります。
闇金の金利
闇金の融資は、金利が非常に高く、違法です。
融資を受けた場合、利用者の口座には、融資額から「手数料」、「信用を作るための実績費用」などが差し引かれた金額が振り込まれ、だいたい10日前後を目安に返済日が設定されます。
例えば、3万円を融資する場合、1万円の手数料を差し引かれ、結果、2万円しか振り込まれてないにも関わらず、10日後には、3万円＋利息分で、4万5千円の要求をされることもあるそうです。
この時、4万5千円が払え場合、利息の1万5千円を払う方法（「ジャンプ」というらしい）も用意されているようですが、元金がそのまま残って、さらに利息が付く形になるので、10日後の次回の支払いも同じ4万5千円を請求され、毎回利息だけを払っていく地獄に陥ります。
返済できなくなった場合は？
闇金から借りたお金を返済できなくなった場合は、大変なことになります。
彼らの態度は豹変し、数えきれないくらいの電話攻撃、さらには自宅に押しかけ、インターフォンを鳴らしまくったり、居留守を使ったとしても電気メーターなどを確認し支払うまでやり続けます。
基本的に貸金法では、
＊午後9時から午前8時までの取り立て
＊多人数での押しかけ
＊張り紙や落書き
＊勤務先の訪問
等は、禁止されていますが、そもそも融資の時点で高金利という法を犯してますので、上記のことは気にせず、手段を選びません。
時間にかまわず押しかけ、張り紙をし、「審査」という名目で得た情報である勤務先、学校への電話、家族、親戚への電話を行います。
そして、ひどい業者になると、自宅や勤務先に、救急車や消防車を何台も呼び寄せたり、大量のデリバリー（出前）を頼み、自宅や勤務先に送りつけるなどの嫌がらせを行うこともあるようです。
闇金は、借りた利用者にとって一番ダメージが大きいのは、家族、親戚、会社に迷惑をかけることだとわかっており、このような回収手段をとります。
闇金からの借金は返さなくてもいい？
そもそも闇金との契約は、違法な超高利息を定めた契約であり、不法行為であるので、借りたお金を一銭も返さなくても、闇金は返還請求をできないものとなっています。
だからと言って返さないと先ほど書いたような嫌がらせを行ってきますので、利用者としては、地獄以外何物でもありません。
闇金に困ったら弁護士に相談すること
このような事態を改善するには、やはり弁護士に相談することが大切です。
弁護士に依頼をすると多少の費用も掛かりますが、弁護士から「今後一切お支払いをしません。」という文章を内容証明で送ってもらうことで、ほぼ解決できます。
闇金対応を専門にしている弁護士もいますので、直ちに相談することが解決の早道です。⇒闇金専門イストワール弁護士事務所
最後に
闇金にお金を借りるのは、怖いですよね。あんな嫌がらせをやられたら・・・
やはり、闇金に頼る前に、弁護士に相談し、任意整理、自己破産、個人再生などの債務整理を行う勇気も必要です。
私も、気を抜かずに正しい生活を続け、個人再生を成功させたいと思います。
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